22 Nov 2017

本 // ライフ・エキスパート『ミスショットしなくなる ゴルフ 正しいのはどっち?』KAWADE夢文庫

もうこの「ライフ・エキスパート」の本はいいやと思ってたんですが,本屋で眺めてみたら,アドレス時のつま先の向きについての記述があったので,ついつい買ってしまいました。

なぜスイング理論には真逆のものがあるのか? この本がいうには,「正しいスイング=正しいヘッドの動き」はひとつしかなくても,それを可能にする体の使い方はひとつではない,例えば「運動不足の中年ゴルファーが松山の真似をしようとするのは,錆ついたママチャリでオリンピックの自転車レースに挑戦するようなもの」,ゆえに,人によって体の使い方が違えば,スイングのアドバイスが時に真逆になることも大いにありうる,とのこと。

ほんとかね?


うーん,ざっと目を通してみましたが,やっぱり,「だからお前誰なんだ」って問題がずっとついてまわるんですよ。「プロはこうしてる」「このケースではこうすべき」「こうなのはああだから」,だからそう言い切るお前は誰なんだ,と。ましてこれだけサイエンスや分析やティーチングが進化した昨今,よくわからない人の言っていることに,どれだけの信頼性があるのか,という。参考文献も載ってないし。

例えば,そのアドレス時のつま先の開き方について。「つま先の向きでもっとも多いのは,左足は少し開き,右足は飛球線に対して直角にして置くという人だろう」。そうですね。「右足を飛球線に対して直角にしてお置くのは,そのほうがバックスイングで身体が右にスウェイしないから――おそらくそんな理由でつま先の向きを決めている人が多いはずだ」。はい,ここで推測と断定がはいりました。「ゴルフ歴が1年以上あるのなら,少なくとも右足を飛球線に対して直角に置くのはやめたほうがいい。なぜなら,右足を飛球線に対して直角にして置くと,右股関節がロックされて,バックスイングで上半身が回りにくくなるからだ」。股関節の柔軟性って人それぞれですやん。でもなぜ”1年以上”か? 「じつをいえば,ゴルフを1年もやれば,右にスウェイする人はほとんどいなくなる」からだそうで。またここでも根拠のない断定。

ってな感じで,万事がこんな調子です。

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