31 Jan 2016

イギリスゴルフ #106 // Royal Cinque Ports Golf Club // 通称「Deal」,フェアウェイのアンジュレーションがなんとも幻想的

北アイルランドへの旅から帰ってきて,次に訪れたのは,Royal Cinque Ports Golf Clubでした。Royal St George'sと同様,ロンドンから遠くないにもかかわらず,なんなく行きそびれていたリンクスコース。地名にちなんで「Deal」と呼ばれるこのコース,1909年と1920年の2回,全英オープンをホストしています

https://www.royalcinqueports.com/

コース全体の印象としては,前半9ホールは面白いホールが散財,後半は幻想的なフェアウェイのアンジュレーションが楽しめました。


1番は,クラブハウスとその前の道路を右手に見ながらの,ストレートなパー4。グリーン手前のクリークが横切っています。


3番パー5はストレートで,フェアウェイ途中にマウンドがあります。それを越えた先にあるグリーンは,なんとも美しい。


6番パー4は右ドッグレッグで,距離だけでいればドライバブルでもありますが,グリーン手前(ティーショットをレイアップしたとして)には,こんな急なスロープがあります。前のグループのうちの一人が四苦八苦していました。そういうのを見るのは楽しいですし(性格悪い),そのあとで自分がベタピンにつけてバーディをとるのはもっと楽しいです(自慢)。

そういえば,ラウンドしたこの日は,メンバー間でのコンペが行なわれていたようで,ペースがとてもスローだったんですよね。ということで,8番から13番までプレーして,そのあとまた8番に戻って18番までプレーしました。その途中で天気も良くなったので,結果的に良かったです。以下の写真で天気が急に変わったように見えるのは,そのせいです。


8番パー3。


9番を終えたところにある休憩小屋に,こんなものが飾られていました。いろんなコースのボールマーカーのコレクションだと思います。


12番パー4。このあたりから,フェアウェイのアンジュレーションを含めて各ホールの表情が増すのと同時に,太陽が低く落ちてきて,得も言われぬ光景が見られました。


13番,ストレートなパー4。こういう起伏って完全に自然に出来たんでしょうかね。


14番,長いパー3。5番ウッドでなんとかグリーンを捉えました。


15番,ストレートなパー4。ですが,グリーンに近づくにつれて,アンジュレーションがどんどん激しくなります。


16番のアプローチ。なんだかもう「ズルい」という印象しか抱きません。


17番,フェアウェイの途中でバンカーがお出迎え。

美しいフェアウェイは,ここでおしまいです。


18番,クリークがフェアウェイを横切ります。クラブハウスを右手奥に見ながら進みます。


文字通り,数々の歴史が刻まれているボード。


クラブハウスは,街の雰囲気によく合った,シックで控えめだけどクラッシーなものでした。


31 Jan 2016




30 Jan 2016

Titleist Vokey SM6 について知っておきたいこと // GolfWRX

いろいろとクラブを変えてきた中,ゴルフを始めたときからウェッジだけは VOKEY SM4 を使い続けていますが,いつのまにかSM6が発表されたようで。

GolfWRX "Titleist Vokey SM6 wedges: What you need to know"
http://www.golfwrx.com/348142/titleist-vokey-sm6-wedges-what-you-need-to-know/




このWRXの記事よると,まず特徴的なのは「ロフトによって変わる重心の位置」で,低いロフト(46,50,52)ではSM5より低い重心で,ボールスピードが1.5mph上がり飛距離にして3-5ydの伸び,中間のロフト(54,56)ではSM5と同じ見た目,高いロフト(58,60,62)では重心をSM5より高くして,打ち出し条件がより安定するとともに,低い打ち出し&高スピンでグリーンにキュキュっと止まるようになるとか。

ソールグラインドは4種類。MはSM5よりバウンスが小さく,フェースを開いたり閉じたりしていろんなショットを打ち分けたいゴルファー向き。SグラインドのバウンスはSM5より増えて,スクエアなクラブフェースでショットの多くを打つ人向き。KグラインドはSM5よりバウンスが1度増える。Lグラインドはジョーダン・スピースとジミー・ウォーカーが使っていることで知られているが,ソールの反りが増えて,多彩なショットが可能に。58-04 と 60-04 で用意されるオプション。

溝は,SM6では新たに TX4 grooves を採用。タイトリストいわく,これでスピン量が 200 rpm も増えるとか。

27 Jan 2016

WITB // フィル・ミケルソンのクラブセッティング // 2016年1月26日現在 // CareerBuilder Challenge

フィル・ミケルソンのクラブセッティングです。ドライバーを新調しました,3Wは相変わらず13度です,ウェッジは当然PMグラインドを使っています。いちばん寝てるのが64度って。



2016年1月26日現在 // CareerBuilder Challenge
  • ドライバー // Callaway XR 16 Pro Sub Zero / ロフト8.5度 / シャフト Mitsubishi Rayon Fubuki J 60X (1インチTipカット) / 長さ 45.5インチ
  • 3W // Callaway X Hot 3Deep / ロフト 13度 / シャフト Mitsubishi Rayon Fubuki K 70X (1.5インチTipカット) / 長さ 43.5インチ
  • ハイブリッド // Callaway Apex UT / ロフト 18度 / シャフト UST iRod 105X
  • アイアン // Callaway Apex Pro '16 (4-PW) / シャフト KBS Tour-V 125X
  • ウェッジ // Callaway Mack Daddy PM Grind (56-13, 60-10, 64-10) / シャフト KBS Tour-V 125X
  • パター // Odyssey PM Prototype / グリップ Odyssey by SuperStroke JP 40
  • ボール // Callaway Chrome Soft (2016)

ソース:
http://www.golfwrx.com/347866/phil-mickelson-witb-2016/

過去のWITB:
WITB // フィル・ミケルソンのクラブセッティング // 2015年6月3日現在 // Memorial Tournament
WITB // フィル・ミケルソンのクラブセッティング // 2015年1月24日現在 // Humana Challenge
WITB // フィル・ミケルソンのクラブセッティング // 2014年8月7日現在 // 全米プロ選手権

WITB // ジェイソン・ダフナーのクラブセッティング // 2016年1月24日現在 // CareerBuilder Challenge

The CareerBuilder Challenge で勝ったジェイソン・ダフナーのクラブセッティングです。いまだにドライバーは910なんですね。そのわりにウェッジはさっそくSM6を使っている模様。



2016年1月24日現在 // CareerBuilder Challenge
  • ドライバー // Titleist 910D2 / ロフト 8度 / シャフト True Temper Project X HZRDUS Yellow 63 (6.5 Flex)
  • 3W // Callaway X2 Hot / ロフト 15度 / シャフト Aldila Tour Blue 75X
  • 7W // Titleist 915F / ロフト 21度 / シャフト Aldila Rogue Tour Silver 80TX
  • アイアン // Titleist 714 AP2(4-PW) / シャフト True Temper Dynamic Gold AMT Tour Issue S400
  • ウェッジ // Titleist Vokey SM6 (52-12 F Grind, 56-14 F Grind, 60-12 K Grind) / シャフト True Temper Dynamic Dynamic Gold Spinner
  • パター // Scotty Cameron Futura X7M / グリップ Super Stroke Flatso 1.0
  • ボール // Titleist Pro V1

ソース:
http://www.golfwrx.com/347876/jason-dufner-witb-2016/

過去のWITB:
WITB // ジェイソン・ダフナーのクラブセッティング // 2015年6月7日現在 // Memorial
WITB // ジェイソン・ダフナーのクラブセッティング // 2014年5月25日現在 // クラウンプラザインビテーショナル

25 Jan 2016

イギリスゴルフ 番外編 // 北アイルランド遠征 // Royal Belfast Golf Club // 旅先で出会った男性に誘われて

これはまさに,北アイルランドへの旅の番外編なのですが,Royal County Downのメインコースをラウンドしたあとにバーで軽食を食べていたら,とある男性に声をかけられたんですよ。「アジア人の団体ならたまに見かけるけど,ひとりでラウンドしているのは珍しい」って。

で,働いている業界も近いこともあってちょこちょこ話していたら,「私はRoyal Belfast Golf Clubの副キャプテン(だかなんだか)をやっているから,是非見に来てほしい。スケジュールの都合は合うかい?」と。

まぁこれも何かの縁なので話に乗ってみるかと思い,最終日のフライトの前にちょっとだけ時間がありそうなのでそこで可能であれば,ということにして,Portstwartでのラウンドのあとにクルマを走らせてRoyal Belfast Golf Clubに向かったのでした。

不勉強ながらこのゴルフクラブについてはそれまでまったく知らなかったのですが,アイルランドでいちばん古いゴルフクラブらしいんですよね。設計はハリー・コルト。

http://royalbelfast.com/

しかし,大英帝国への帰属か,それともアイルランド統一か,で引き裂かれた歴史を持つ「Belfast」に,「Royal」の称号が付くなんて,なんとも違和感が否めません。とはいえ,このRoyal Belfast Golf Clubが「Royal」を戴いたのは1885年。アイルランド自由国(Irish Free State)がUKから独立したのが1922年のことです。


非常にシックなクラブハウスです。


メンバーしか入れないはずの,ダイニングルーム。「うちのおばあちゃんのバースデーパーティーをこないだここでやったんだよ」とは,例の男性の言。


1番パー4。パークランドの趣ながら,確かにハリー・コルト風と思われなくもない。


これはクラブハウスの裏,たぶん12番ホールかと。ちょうどベルファストの湾が望めるかたちになります。

と,わずかばかりの滞在でしたが,またしてもイギリスのゴルフの歴史の長さ,奥の深さの一端に触れたような気がします。


25 Jan 2016

イギリスゴルフ #105 // 北アイルランド遠征 // Portstewart Golf Club - Strand Course // 前半9ホールだけなら世界トップレベル

いつの間にか日本ではゴルフネットワークがヨーロピアンツアーの中継をやらないようになっていまして,このPortstewart Golf Clubで開催された2017年のIrish Open(松山英樹が出場しましたが),これがテレビで観られなかかったことは,非常に残念でした。

Portstewart Golf Club,1894年設立。メインコースであるStrand Courseのほかに,サブコースのRiverside Course,さらにはパー64で全長4800ヤードのOld Courseという,3つのコースを持っています。

http://www.portstewartgc.co.uk/

北アイルランドで人たちをに「Portstewartでもラウンドするんだ」と言ったら,みんなが「あそこね,前半はキレイだよね」と言ってました。さて真偽のほどは?


クラブハウスはなんとも立派です。プロショップもかなりの広さでした。


1番,打ち下ろしのパー4,右ドッグレッグ。眼下に海と街が見えます。これは「最高の1番ホールのひとつ」と言えると思いました。


2番,左ドッグレッグのパー4。ティーショットは打ち下ろし,2打目が打ち上げ。ドローが打てるようになりたいと切に願います。


その2番のアプローチ。狭いターゲットに向かって打ち上げていきます。プロは平気でバーディをとるからすごいです。


3番,打ち下ろしのパー3。このオープニングの3ホールだけで,このコースのポテンシャルを存分に味わっている感じがします。


4番,軽い右ドッグレッグのパー4。フェアウェイとラフとの滑らかな境目や,印象派の絵画のような絶妙な色のグラデーション。ささやかながら,なんとも美しい光景です。


5番パー4。4番と逆向きに進み,右からの風をまともに受けます。ストレートボールを打つなら,右のラフの真ん中ぐらいが狙い目。


6番,まさにリンクスといった趣のパー3。風は左から。どれぐらいの風か想像できますでしょうか。


7番,左ドッグレッグで,2打目以降打ち上げていくパー5。これはグリーン奥からフェアウェイ方向を撮ったものです。


8番,左ドッグレッグの短いパー4。このホールは面白くて,グリーンに向かってはこういうかたちになるのですが,ティーショットのランディングエリアが,前に進むにつれて段々と低くなっていきます。ですので,ティーショットが短いとグリーンに対しては斜めのアングルになるけどグリーン面が見やすく,ティーショットが長いと真っ直ぐのアングルのアプローチだけどグリーン面が見づらい,というかたちになります。


9番,右ドッグレッグで,軽く打ち上げていくパー4。バンカーレスですが,こんなアンジュレーションであって,気が抜けません。

と,ここまでが噂の前半。確かに,地形はダイナミックだし,ホールのバリエーションも豊富だし,大満足です。9番はそれまでと比べて少しウィークな気がしますが,それは比べる相手が悪いのでしょう。


10番,右ドッグレッグのパー4。穏やかな光景が広がります。


11番,同じく右ドッグレッグで軽い打ち下ろしのパー4。グリーン前の意地悪なスロープが待ち構えます。


12番パー3。この後半出だしの3ホール,似たような光景が続くのが,少し残念です。


13番で折り返して,こんどは海を右に見ながら。ストレートなパー5。


14番,同じくストレートなパー5。


15番,最後のパー3ホール。逃げ場が右しかないです。


16番,ストレートなパー4。ティーショットがブラインド,背中に強い風を受けます。クラブハウスに向かって進みます。


17番は,そしてまたクラブハウスを背にして海の方向に進みます。ちょっとティーショットは茫漠とした印象。


これが18番のティーからの光景。最後のホールとしては,ちょっと残念な印象ですね。(例えばターンベリーのアイルサコースが改装をして18番で演出しようとしているドラマチックさに比べると,その意味が際立つと思います)


これが18ホールのルーティングです。これからもやはり明らかで,前半9ホールが高い土地=変化のある地形を縫うように進んでいくのに対して,10番以降は低い土地=フラットな地形を進んでいきます。ダイレクションの変化も乏しく,それが後半9ホールのウィークさにつながっています。16番でいったんクラブハウスに帰ってくるのに,そこからまた2ホール(しかもプレーンな印象の)をプレーさせられるのもウィークですね。

といいながら,前半9ホールだけなら世界TOP100レベルだと思いますし,これだけでもPortstewartを訪れる意義は十分以上にあります。

25 Jan 2016

24 Jan 2016

イギリスゴルフ #104 // 北アイルランド遠征 // Royal Portrush Golf Club - Valley Course // Rathmore Golf Clubのホームコースでもある

Royal Portrush Golf Clubのすぐ隣にRathmore Golf Clubというのがあって,ここはクラブハウスもあるし,実際にGマックのホームクラブでもあるのですが,このクラブのホームコースは,隣のRoyal Portrush Golf ClubのサブコースであるValley Courseなんですよ。日本だと「☓☓ゴルフクラブ」がすなわち「☓☓ゴルフコース」を意味しますが,Rathmore Golf Clubの場合は純粋にメンバーの集合体という意味でのクラブであって,コースは隣りのを間借りしているというのがなんとも面白いなぁと思いました。


これがRathmoreのクラブハウス。場末のバーな雰囲気です。


オラがクラブのヒーロー,Gマックさんです。


一方こちらは,Royal Portrush Golf Clubのクラブハウス。ダレン・クラークのホームクラブでしたっけ。


さてValleyコース。やっぱりメインコースに比べると子供たちの姿が目につきました。これは1番パー4。これだけ見るといかにもサブコースという感じがありますし,実際に途中のルーティングは行って来いの繰り返しで飽きるところもあるのですが,たまに面白いホールがあるのも事実です。


3番パー3は打ち下ろし。こういうときにパンチショットを打つのが好きになりました。


4番,ストレートなパー5。ティーショットのランディングエリアがダウンスロープになっているので,そこを越えられればふたつでグリーンを捉えられるチャンスです。

5番ホールと6番ホールは,メインコースの2019年全英オープン開催に向けた改装中でした。7番から行ったり来たりのルーティングが続きます。


11番パー3。ちょっと変化がでてきます。


15番パー3。写真を見返して面白いと感じるのは,パー3のホールなんですよね。


最後18番もパー3です。実は最後の数ホールは雨が強くなってきたので,球を打たずにただ歩いて写真を撮っていました。

という感じで,茫漠とした印象だけが残っていますが,天気がいい日にラウンドしてたら,少しは印象が変わっていたでしょうか。あと,前述の通り,Royal Portrushでは2019年全英オープンに向けたいくつかの改装が進行中でした。ので,かつてのメインコースの17番と18番ホールは,今はValley Courseの一部となっているはずです。


24 Jan 2016