24 Jul 2016

イギリスゴルフ #124 // Sunnigdale Heath Golf Club // かつては Sunnigdale Ladies' Golf Club と呼ばれていたショートコース

ロンドン市内からクルマで1時間ぐらいで行けて,週末の午前中からプレーできて,そして訪問する意義のあるコース,でいろいろ調べたときに,Sunnigdale Heath Golf Clubに遭遇しました。プレーしたときはSunnigdale Ladies' Golf Clubという名前でいつまにか改名していました。その名前から想像されるように,かの有名なSunnigdale Gold Clubとは関連があるというか,それに隣接するコースなのです。

http://sunningdaleheathgolf.co.uk/

コースはパー4ホールが4つ,パー3ホールが残りの14ホールという,パー58。総距離は3705ヤードという,ショートコースです。しかしその数字だけでこのコースを侮ってはいけません。まずSunnigdale Gold Clubに隣接しているというだけあって,植生が魅力的。そしてパー3ホールもバリエーションが豊富で,しかも200ヤードを越えるホールが少なからずあるので,体感としてはパー3.3ぐらいに思われます。


こじんまりとしたクラブハウス。当時はSunnigdale Ladies' Golf Clubでした。実際,Sunnigdaleの女性メンバーのための独立したコースを,というのが設立目的だったようです。


1番パー3。190ヤードほど。右にネットがあって,あまりわくわくするスタートではないですが…


道路を越えてグリーンまでくるとこんな感じ。ヘザーもきれいに咲いています。


2番パー3,200ヤード程度。打ち下ろし。3番ハイブリッドでティーショットしたら異様に飛んで,グリーン奥の林に飛び込んでいきました。


3番,右に折り返してきてパー3。160ヤードほど。


4番,このコース最初のパー4ホール。310ヤードほど。なかなかの光景です。


5番パー3。150ヤード弱。


6番パー3,210ヤード超。冬のラウンドが多かったので,こうやってしっかりとヒースが花を咲かせているのを見るのは,初めてに近い感覚です。


7番パー3,再び210ヤード超。


8番,ふたつめのパー4ホール。260ヤードほど。


9番パー3。このコースでいちばん面白いホールだと感じました。130ヤードほどなので距離はないですが,グリーン手前のスロープが緊張感を抱かせ,そのわりにグリーン奥の木が距離感を狂わせます。木に囲まれていながら,ヌケ感があって気持ちがいいです。


10番パー3。170ヤードほど。そのわりには,とても雄大に感じます。


11番パー3,約190ヤード。この通り,ヘザーがコースに彩りを添えます。


右を折り返して12番パー3,230ヤード超。女性にしたら短いパー4ということでちょうどいいのでしょうか。


13番,240ヤードほどで,さすがにスコアカード上はパー4。軽い右ドッグレッグで,ご覧の通りのグリーンコンプレックスです。


14番,170ヤードほどのパー3。ガードバンカーはグリーン手前の左右にひとつずつ。


1番ホールでまたいだ道路を越えて,15番,130ヤードちょいのパー3。


16番,290ヤード弱のパー4。奥に見えるのは,本家Sunningdale Golf Clubのクラブハウスです。ここで折り返し。


17番,小さな谷を越える,130ヤードほどのパー3。


最後18番,150ヤード弱のパー3。

Ladies' Clubといいながら,コースでプレーしている人の大半は男性でした。こうやって気軽に楽しめる短めのコースがあるのって,とてもいいと思うんですよね。リヴァプールにあるFormbyも2コースあって,外のループがメインコース,それに囲まれるように短めのレディースコースがあって,でも男性が多くプレーしていました。そういう柔軟な設計が日本にももっとあればいいなと思いますし,それを受け入れるゴルファー側のマインドも変わっていけばいいなと思います。ただ,「短い=簡単」ではない,というのがポイントです。

24 July 2016



21 Jul 2016

WITB // アンドリュー・"ビーフ"・ジョンストンのクラブセッティング // 2016年7月14日現在 // The Open Championship

今年のスパニッシュ・オープンで優勝して以来,その風貌から注目度が増し,そして全英オープンで一気に世界的に知られるようになった,「ビーフ」ことアンドリュー・ジョンストンのクラブセッティングです。

実はこのビーフは北ロンドンにある North Middlesex Golf Club をホームコースにしていまして,僕も先日そこでプレーしてみました。そのレポートはこちら



2016年7月14日現在 // The Open Championship
  • ドライバー // Titleist 915D3 / ロフト 10.5度 / シャフト Aldila RIP Phenom 70TX
  • 3W // Titleist 915F / ロフト 15度 / シャフト Graphite Design Tour AD-DJ 8X
  • ハイブリッド // Titleist 816 H1 / ロフト 17度,19度 / シャフト Mitsubishi Rayon Kuro Kage XTS 90X
  • アイアン // Titleist 716 MB (3-9) / シャフト True Temper Dynamic Gold X100 Tour Issue
  • ウェッジ // Titleist Vokey SM6 (46-08 F-Grind, 50-08 F-Grind, 54-10 S-Grind, 58-12 K-Grind) / シャフト True Temper Dynamic Gold S400 Tour Issue
  • パター // Scotty Cameron Concept 1 Tour Rat

ソース:
http://www.golfwrx.com/388242/andrew-beef-johnston-witb-2016/

19 Jul 2016

イギリスゴルフ #123 // Wilderness Club // ソサエティイベントで訪問

ロンドンオフィスのネットワーキングイベントに参加しました。会場はWilderness Clubです。

http://www.wildernesse.co.uk/

場所はロンドンの南東,CountyいえばKentですが,M25のすぐ外です。全英オープンのRegional Qualifyingが開催されるコースでもあります(2015 - 2020)。

この日は4人1組のStablefordによるコンペティション。実際には10番ホールからのスタートでした。


1番,距離のないパー4。


ラフがキレイに色づいていますが,このアングルから写真を撮ったということは,ティーショットがここまで来たということです。


2番パー4。右ドッグレッグで,フェアウェイ途中にウォーターハザードがあります。


3打目はここから…。この日はメチャクチャなゴルフでした。


3番・4番とプレーンなパー4ホールが続いたあと,5番はこのパー3ホール。森の中に迷い込みました,みたいな雰囲気がいいですね。


6番パー5。このへんから調子が出てきまして(実際には10番スタートなので,もう残り数ホール,というところです),2打目を5番ウッドでグリーン右のバンカーの右まで。しかしそこから寄らず入らずのパー。


9番パー4。コースとしての面白さはともかく,メンテナンスがしっかりされてるな,というのは分かると思います。


10番パー3。グリーンは強烈な2段になっています。この日のピンポジションは,上の段の左。


11番がうっすらと右に曲がっていくパー5に続いて,この12番はうっすらと左に曲がっていくパー5。


13番パー3。今度は距離は短いですが,バンカーでしっかりとガードされています。


15番パー3。森の中を散歩していたらヒョッコリとグリーンが現われました,な感じ。


18番,右ドッグレッグのパー5。これは2打目付近からの写真です。

といった感じで,ソサエティイベントをやるにはちょうどいい,適度な美しさと面白さのバランスがとれたコースでした。

19 July 2016




17 Jul 2016

WITB // ヘンリク・ステンソンのクラブセッティング // 2016年7月16日現在 // The Open Championship

全英オープンでのヘンリク・ステンソンのクラブセッティングです。4番ウッドを抜いて2番アイアンを入れてきました。



2016年7月16日現在 // The Open Championship
  • ドライバー // Callaway XR 16 / ロフト 9度 / シャフト Oban Kiyoshi Tour Limited 60X (05 Flex) / 長さ 45インチ
  • 3W // Callaway Diablo Octane Tour / ロフト 13度 / シャフト Grafalloy Blue (X-Flex)
  • アイアン // Callaway Legacy Black (2-PW) / シャフト Nippon N.S. Pro Modus3 Tour 120X
  • ウェッジ // Callaway MD3 Milled (52-10 S-Grind, 58-8 C-Grind) / シャフト Nippon N.S. Pro Modus3 Tour 120X
  • パター // Odyssey White Hot XG #7H
  • ボール // Titleist ProV1X
ソース:
http://www.golfwrx.com/362074/henrik-stenson-witb-2016/

過去のWITB:
WITB // ヘンリク・ステンソンのクラブセッティング // 2016年3月3日現在 // WGC Cadillac Championship
WITB // ヘンリク・ステンソンのクラブセッティング // 2015年3月22日現在 // アーノルド・パーマー・インビテーショナル
WITB // ヘンリク・ステンソンのクラブセッティング // 2014年8月10日現在 // 全米プロ選手権



WITB // フィル・ミケルソンのクラブセッティング // 2016年7月15日現在 // The Open Championship

全英オープンでのフィル・ミケルソンのクラブセッティングです。2013年にミュアフィールドで勝ったときはドライバーのかわりにミニドライバーを入れていましたが,今回はドライバーを入れて,ハイブリッドのかわりに2番アイアンを入れているぐらいが目につきます。



2016年7月15日現在 // The Open Championship
  • ドライバー // Callaway XR 16 Sub Zero / ロフト8.5度 / シャフト Mitsubishi Rayon Fubuki J 60X (1インチTipカット) / 長さ 45.5インチ
  • 3W // Callaway XR 16 Pro / ロフト 13度 / シャフト Mitsubishi Rayon Fubuki J 70X (1.5インチTipカット)
  • アイアン // Callaway X Forged '13 (2, 4-PW) / シャフト KBS Tour-V 125
  • ウェッジ // Callaway Mack Daddy PM Grind Wedge (56-13, 60-10, 64-10) / シャフト KBS Tour-V 125
  • パター // Odyssey Versa #9 (WBW) / グリップ Odyssey by SuperStroke
  • ボール // Callaway Chrome Soft (2016)

ソース:
http://www.golfwrx.com/347866/phil-mickelson-witb-2016/

過去のWITB:
WITB // フィル・ミケルソンのクラブセッティング // 2016年2月4日現在 // Waste Management Phoenix Open
WITB // フィル・ミケルソンのクラブセッティング // 2016年1月26日現在 // CareerBuilder Challenge
WITB // フィル・ミケルソンのクラブセッティング // 2015年6月3日現在 // Memorial Tournament
WITB // フィル・ミケルソンのクラブセッティング // 2015年1月24日現在 // Humana Challenge
WITB // フィル・ミケルソンのクラブセッティング // 2014年8月7日現在 // 全米プロ選手権


16 Jul 2016

本 // Tony Dear "The Story of Golf in Fifty Holes" // ゴルフの歴史を50のホールで語る。あるいはゴルフの歴史が染み付いた50のホールの話。

今週の全英オープン開催地 Royal Troon といえば,8番パー3 "Postage Stamp" が有名ですが,1909年にこのホールが "Postage Stamp" というニックネームを抱くにいたった理由,1950年の全英で「15」を叩いたドイツのアマチュア選手,1997年に「6」を叩いたタイガー・ウッズ,1973年の全英に特別招待されたジーン・サラゼンのホールインワンといった,このホールにまつわるエピソードが,濃密かつなめらかにまとめられているのが,この本です。

History of Golf in Fifty Holes
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Tony Dear
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タイトルの通り,50のホールでゴルフの歴史を語るもので,どういうホールが選ばれているかというと,St. Andrews (Old Course) の11番と17番,Prestwick の1番と17番,North Berwick の15番,Royal Troon の8番,Askernish の16番,Turnberry (Ailsa) の18番,Augusta National の10番と15番と17番,廣野の5番,Merion (East) の11番と18番,Carnoustie (Championship) の18番,TPC Sawgrass (Stadium) の17番,Biarritz Le Phare の3番,霞ヶ関(東)の6番,などなど……。

Turnberry (Ailsa) の18番といえば,トム・ワトソンとジャック・ニクラウスとの「真昼の決闘」および2009年のトム・ワトソンとスチュアート・シンク,Carnoustie (Championship) の18番といったらヴァン・デ・ヴェルデの悲劇。そういう近過去もあれば,ベン・ホーガンが1番アイアンで2打目を打ったMerion (East) の18番みたいに,ちょっと古いけど好きな人なら当然知ってるでしょうね,というホールもあったり。あるいは,St. Andrews (Old Course) の17番では中嶋常幸のエピソードもしっかり登場します。

ゴルフコースの歴史を見ているようで,ゴルフの歴史を見ていることになる。なんともユニークな本だと思いました。

↓これは内容は同じだと思うんだけど,なぜかタイトルが変わっていた…。

The Story of Golf in Fifty Holes (Fifty Things That Changed the Course of History)
Tony Dear
Firefly Books Ltd
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