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The 300/60 club - 飛距離と正確性を兼ね備えるプレーヤーたち // PGA Tour


要するに「シーズン平均でティーショットの飛距離300ヤード以上&フェアウェイキープ率60%以上」のことを「300/60」と呼んでいるようですが,かつては夢のように思われていたその数値を達成するゴルファーが増えてきている,という話です。

PGA Tour "The 300/60 club"
http://www.pgatour.com/content/pgatour/news/2015/02/03/300-60-club-best-drivers-on-pga-tour.html

  • 2001年以前は「300/60」を達成したゴルファーはいなかったが,以降は38人が55回達成している。その中には,タイガー・ウッズやビジェイ・シン,ビル・ハースなど。
  • 野球でいう「30-30 (ホームラン30本・30盗塁)」のように,かつては「300/60」はSFの世界の数字と思われていた。
  • 昨シーズン(2013-14シーズン),300/60を達成したのは7人。そのなかのひとりであるババ・ワトソンは,史上初めて「310/60」を達成した。
  • キーガン・ブラッドリーは4シーズン連続で達成した。
  • ツアー全体でみると,ティーショットの正確性は2001年に比べて低下している。FWキープ率の平均は,2001年に67.88%,昨シーズンは61.33%。つまり,プロたちは正確性を落とす代わりに飛距離を伸ばしている。
  • 2000年,タイガーの平均飛距離は298ヤード,FWは71%。初の300/60プレーヤーまで,あと2ヤード足りなかった。その年にタイガーが2位に15打差で全米オープンを制したのも,何の不思議でもない。
  • もちろんティーショットだけが重要なわけではないが,ある研究によると,300ヤード飛ばしてFWを60%キープできれば,PGAでは十分に戦っていける。年平均5%FWキープ率をあげることは,非常に大きな意味を持つ。
  • PGAツアーの平均的なフェアウェイの広さが30ydだとして,そのフェアウェイをキープするのに許容されるミスは,約2.8度。時計の長針は1分間で6度(360÷60)動くから,2.8度はその半分未満。それが,300ヤード飛ばしてフェアウェイをキープするのに許されるミス。
  • 昨シーズンのマキロイは「310/60」を,あと1回のフェアウェイキープで達成できた(537/896,59.93%)。マキロイは2010年に300/60を達成している。 
  • “Every Shot Counts”(『ゴルフ データ革命』)でお馴染みのマーク・ブローディ(コロンビア大学教授)によると,昨シーズンのPGAツアーの賞金ランキング上位10人で,そのスコアに対する貢献度の35%がティーショット。パッティングの貢献度は12%。「ティーショットは最も重要というわけではないが,しかしかなり重要であることには違いない。シーズンを通してみると,パッティングより重要。」

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ブローディ『ゴルフ データ革命』(原題 “Every Shot Counts”)に関する過去記事はこちら:
本 // マーク・ブローディ『ゴルフデータ革命』プレジデント社
本 // Broadie, "Every Shot Counts" // 日本語訳のタイトルは『ゴルフデータ革命』


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