26 Oct 2014

イギリスゴルフ #18 // Radlett Park Golf Club // 前後半でつくりが違う

ターンベリーへのゴルフ旅行の翌週は,またいつものゴルフ仲間たちとロンドン市内でのラウンドでした。

今回訪れたのは,ロンドン北西部にある「Radlett Park Golf Club」。ユーロスターの発着点でもある St Pancras 駅からオーバーグラウンド(Thameslink)に乗って20分ほど,そこからタクシーで少しいったところにあります。新しくて近代的なクラブハウスが一番の特徴,と言っては失礼か。グリーンフィーは25ポンドでした。

クラブのウェブサイトにも書いていますが,もともと9ホールのコースであったところに9ホールを付け加えてできたコース。ということで,ものの見事にバックナインとフロントナインとで印象が変わります。前半は水が絡まないほぼストレートな9ホール。後半はほぼ毎ホールで水が絡む。おまけに,18番のグリーンだけはとってつけたようにアンジュレーションがきいていて,なんとも面白い造りになっています。

他にはあまり語ることがないコースかな。

前日までの雨で芝はグチャグチャ

モダンなクラブハウス

前半はシンプルなつくりのホールが続く

牧歌的な雰囲気

18番のグリーンだけほかと雰囲気が違って笑う

後半,急に水がからんできます



Sat 25 Oct 2014

22 Oct 2014

スコア管理アプリで「Golfshot」を使い始めてみた



いままでスコア管理アプリに「YourGolf」改め「Golf Network Plus」を使っていましたが,最近のラウンドでは「Golfshot」を使っています。とある人に勧められたのもありますが,同時に「Golf Network Plus」へ不満をもっていたのも事実。その不満については『「YourGolf」改め「GOLF NETWORK PLUS」の良し悪し』で書いた通りですが,これに加えて,コースのカバレッジがイギリスで弱い,というのもあります。もちろん,追加のリクエストを出せばすぐに対応してはくれるのですが。

ということで,Golfshotを使ってみたら思っていたより良かったので,今後はこちらをメインにしようと思います。

以下,Golfshopが好ましいと思われる点を羅列します。また以下は,有料会員であることを前提にしています。
  • 対応しているコースが多い。日本やアメリカ,カナダ,イギリスだけでなく,世界各国のコースが網羅されているように感じる(必要に応じてコースのデータを逐一ダウンロードする必要はあるものの)。
  • 各コース各ホールのビジュアルイメージが取得できる。
  • 自分のクラブ,各番手の飛距離が登録できる。各番手のメーカーやモデルを登録でき(完全にカバーされているわけではないが,特に古いモデルは),自動的にそのイメージを表示してくれる。
  • キャディ機能。その自分の飛距離とホールのデータ,およびGPSによる位置情報に基づいて,次のショットで使うべき番手をサジェストしてくれる。
  • また,GPSの位置情報から,グリーン奥・センター・手前・各ハザードまでの距離を表示してくれる。
  • ボールを打った位置と次に打つ位置を記録することで,各ショットに使った番手,その飛距離が記録できる。
  • アプリ内のカメラ機能を使うと,各ラウンドごとに写真が保存される。その写真はウェブサイトでも見ることができる。(ただし,保存される写真の容量は小さくなり,iPhoneなら自分のフォトアルバムには保存されない)
  • ストロークプレーだけでなく,マッチプレーにも対応している。また,ステーブルフォードにも対応している。
  • 全体的にデザインが洗練されている。特に,各種Statsの分析のデザインがよい。
  • パーごとのスコア分析では,ストローク数の他に,オーバーパーを表示してくれる。
  • 各Statsは,過去のラウンドの平均とあわせて,各ラウンドの数値が一覧できる。また,その平均をとる期間も,自由にカスタマイズできる。
  • 英語ネイティブが作っているアプリであり,おかしな英語表記がない。
  • アプリで登録したデータがWebサイトで確認できる。
  • ハンディキャップを自動的に計算してくれる。しかも,USGA基準やCONGU基準など,いろいろな基準に対応している。
  • 各コースのレートの他にスロープレートもカバーしているので,コースと使用ティーごとにその日のラウンドごとのハンデが計算される。また,それに基づいてネットスコアを自動的に算出してくれる。各ホールのスコアインデックスにもとづき,ホールごとのネットスコアも算出される。

20 Oct 2014

イギリスゴルフ #17 // スコットランド遠征 // Turnberry - Ailsa Course // まさに“風の大地” ターンベリー・アイルサコース

ということで,前日のキンタイヤでの練習ラウンドを終え,満を持してアイルサコースでのラウンドとなりました。それまでに何度このブログを読んだことか:

漂流する身体 // ターンベリー アイルサコース
http://d.hatena.ne.jp/bohemian_style/20130930

前日以上の強風に加えて,この日はさらに強い雨。キャディたちも,「こんな天気の中でやるのは観光客だけだね。地元の人はキャンセルするよ」と言っていました。



キャディについて

キャディの話を最初にすると,上記のブログにも書かれている通り,ひとりのゴルファーに対してひとりのキャディがつくかたち。キャディフィーは45ポンドで,それにチップを合わせてラウンド終了後にキャディに手渡します。

プロショップの人に聞いたところ,チップはだいたい10から20ポンドが相場だけど,これは完全に払う人が決めていいとのこと。この日は天気が悪天候であったことと「日本人はチップに関してケチ」の悪評(が本当に今でもあるかどうか分からないけど)を払拭したく,チップ25ポンドで合わせて70ポンドを支払いました。

僕についたのは歴10年という初老の男,妻についたのは歴20年という若者風の男。初老の方は「ゴルフはまったくやらない」と言っていましたが,若者風は「ここ5年はラウンドしてないけど昔は週に8ラウンドとかしてた」そうです。妻の弁によれば,その若者風キャディはラウンド中にスコットランドの歴史とかいろんな話を教えてくれたとのこと。

キャディと一緒のラウンドは,やはり気持ちがよかったです。それは単純に悪天候の中でトローリーであっても自分のバッグを運びながらのプレーはやはり体力的に厳しいことや,自分のバッグを担いでくれるというプロ気分を味わえる嬉しさがありながら,ショットのターゲットの指示や番手の選択が的確,マウンドで前方の視界が遮られるときはしっかり前に立って打つ方向を見てくれるとともにボールの行方も(当然ながら)しっかり追ってくれる,要所要所で「いまはヘッドアップしてたよ」などというアドバイスがもらえ(「easier to say, harder to do」と言ってましたが),18番ホールではトム・ワトソンの話をしてくれる。安い出費ではないですが,それ以上の価値があったと思います。

そういえば,「前はこのホテルやコースは日本企業がオーナーで,そのころは日本人もたくさんプレーしに来てたんだけど,最近は全然だね」と,キャディふたりとも言っていました。日本人向けにいっぱい広告をうってたんですって。

コースについて

前日にキンタイヤをプレーしたときは,「同じリンクスで,しかも同じ場所で,キンタイヤとアイルサでそれほど違いがあるものだろうか」と思ったのですが,プレーをしてすぐに,その疑問は解決しました。キャディも言っていたように,アイルサは各ホールに個性があります。

特に強烈に印象に残ったのは4番パー3と,5番パー4。4番はグリーン手前が全体的にダウンスロープで特に右下には深いバンカー,グリーン左も奥も狭くて,「グリーンにキャリーすると奥にこぼれるから,手前から転がし上げよう」というキャディの指示でした。5番は窪地の中を進んでいく軽い左ドッグレッグのロングパー4。400ヤードをゆうに超えるのに5番アイアンのショット2回でグリーン近くまで運べたのは,ひとえに強烈な南からの風のせいです。4番はその厳しさで,5番はその幻想的な光景で,記憶に残りました。

灯台を背にする名物の10番ホールは,チャンピオンティーが海にせり出していて,なんだか圧巻。ドナルド・トランプがここをパー3に改造する意欲があるといったようなニュースを最近目にしましたが,どうなることやら。

さて,問題のトム・ワトソンの18番での第2打ですが,実は1977年全英オープン「真昼の決闘」のときのプレートがあり,そこには「残り178ydを7番アイアンで打って2フィートにつけた」と書かれてあります。キャディが言っていたのは,「2009年のときはこれよりも後ろで,だけど8番で打って,さらにグリーンをオーバーした。その30年のあいだに以下に道具が進化して飛ぶようになったかってことだよね」と。

僕の場合は,5Wでのティーショットが狙い通りに飛び,2打目はキャディが最初に7番アイアンを手渡し,「いや,やっぱり8番だな」ということで番手を下げ,右からの強風を計算してグリーン右縁を狙って打った球はみごとにピン筋。しかし行ってみたらピンの5ヤード手前で,キャディも「7番と8番のあいだだったね」。ここからダサい3パットで,最後はしまらないボギーとなりました。





















Sun 19 Oct 2014

19 Oct 2014

イギリスゴルフ #16 // スコットランド遠征 // Turnberry - Kintyre Course // ターンベリーのもうひとつの顔,キンタヤコース

ターンベリーに行きました。初めてのスコットランドで,初めてのリンクスです。本当は『風の大地』にあやかって,プレストウィックとターンベリー・アイルサコースの2本立てにしたかったけど,プレストウィックはお預けにして,とりあえずターンベリーのキンタイヤとアイルサという組み合わせに。

こんな光景の中でゴルフができるなんて


今回は「your golf travel」というサイトを利用してホテルとコースを予約しました。週末2日間だけのトリップだったので,「土曜日は遅めのティーオフ,日曜日は早めのティーオフでお願い」とリクエストを伝え,結果的に「土曜日はKintyreで午後2時半,日曜日はAilsaで午前10時半」という,完璧なスケジュールになりました。

ちなみに,全体の旅程としては,土曜朝に London Luton から Glasgow Int'l Airport まで EasyJet で,そこからレンタカーで1時間強で Trump Turnberry に到着。日曜日は朝食のあとラウンド,ラウンド終了後にクラブハウスで軽く食事したあと,クルマで Glasgow Int'l Airport,からの飛行機でロンドンに戻る,というかたちでした。

果たしてキンタイヤコースですが,キャディをつけようと思ったら「あらかじめ予約が必要だよ」ということで,けっきょくトローリーを借りてのラウンドに。

1番ホールでのティーオフ時にコースガイドをもらって簡単に説明を受け,「8番ホールがシグネチャーホールだよ」と言われました。実際,1番から7番までは海は見えず,風の強い平らな土地を淡々と進んでいくかたちですが(といっても途中深いバンカーにハマって横に出すとか後ろに出すとかを繰り返しながら),7番をホールアウトし少し坂をのぼって8番パー4のティーインググラウンドにたったところで印象が一変。視界前方に海が広がり,そしてグリーンが見えないことから生まれる期待感。そして2打目地点に行ってみると,これはもう「おぉぉぉぉぉ」と言葉にならない声を発するしかないような光景が目に入ります。

こりゃシグネチャーホールと呼ばれるだけのことはあるわ。

結果的・全体的にはキンタイヤよりアイルサの方が断然上だったのですが,でも2ラウンドの中でいちばん心に残ったホールを挙げろといわれたら,迷わずこのキンタイヤの8番と答えるな。このホールを体験しただけでも,キンタイヤをラウンドした価値はありました。

そこから数ホールは海沿いで風がさらに強いホールが続きます。いかにバランスを崩さずにスイングするかという,もっとも根っこのところで悪戦苦闘。

しかし,風を読むのは難しいですね。会心のショットがぜんぜんグリーンに届かなかったり,逆に長い番手で打ったボールがグリーンをオーバーしたり。そして風で影響を受けるのはショットだけでなくパットもそうだということがよく分かりました。

1番のティー。あまり感慨は抱かせない光景

2番パー3


ラフはふさふさ。ボールが見つかればラッキー


7番のグリーン

8番パー4のティー


8番のグリーン


バンカーに入ると,見た目以上の恐怖感が

「野趣」という言葉を今まで気軽に使いすぎていました

クラブハウスに向かって打つ18番の第2打

ホールアウトのころには,きれいな夕暮れ



Sat 18 Oct 2014

18 Oct 2014

イギリスゴルフ #15 // Hadley Wood Golf Club // オーガスタ設計者アリスター・マッケンジーの設計

ロンドン北部にある「Hadley Wood Golf Club」でラウンドをしました。設計はアリスター・マッケンジー。マスターズ開催地であるオーガスタの設計者です。wikipediaによれば,マッケンジー自体はイングランド(ヨークシャー)の出身だそうです。



この「Hadley Wood Golf Club」,位置的にはよくラウンドしている「Trent Park」に近いところにありますが,最寄りの駅は National Rail の「Hadley Wood」。そこから歩いて15分ほど。ということで,電車で行けないことはない距離にありますが,コース周辺は高級住宅地のようで,そこをバッグを担いで歩く姿は違和感があったことでしょう。

ビジターのグリーンフィーは,平日で50ポンド,週末で60ポンド。立派なコースでありながら,ビジターもウェルカムなところが非常にありがたいです。余談ですが,朝プロショップにいた方は「パートナーが日本人で,よく日本に行ってるよ」とおっしゃってました。

ラウンド前にクラブハウスでサンドイッチを買って食べましたが,これは残念ながら美味しくなかった。3ポンドだったので,値段相応といったところかしら。テイクアウェイしてコースで食べるのがちょうどいいクオリティです。


コースの設計は,これはもう素晴らしいったらありゃしない。そもそもクラブハウスが敷地内でいちばん高い位置にあり,そこからコース全体を見下ろしたときの光景が爽快。ちょうど紅葉でコース内の木々が色づいており,それと遠くに見えるビルとの対比が美しかった。各ホールに個性があり,各ホールがメモラブルで,奇をてらった要素はなにひとつないけれどそれぞれに難しさがあり,バンカーも絶妙な位置にある。このコースが2000年から2005年まで全英オープンの予選会場のひとつであったことが証明しているように,ここはプレーヤーの技量が試される場です。























Fri 17 Oct 2014